来場者過去5年で最高/昨年の産業まつり
延べ2万人の大台に/ドームで盛況に 今年は10月に開催
2017年11月25~26の両日、JTAドーム宮古島では初めて開催された第40回宮古の産業まつり(主催・同実行委員会)の延べ来場者数が2万1658人となり、昨年より6859人増え、この5年で過去最高を記録した。同実行委員会が16日、宮古島市商工会議所で開かれ、実績報告で明らかにした。委員長の下地義治宮古島市商工会議所会頭があいさつし、委員らの労をねぎらい激励した。
委員会では、これまで11月に開催されている同まつりの開催月日の見直しについて意見を交わした。その結果、新年度は集客力アップを視野にクルーズ船が帰港する10月の日程に合わせて前倒しで開催することで一致した。これから作成する新年度の実施要項に盛り込む方針。
この日の実績報告では、トータルの出展社数は80社で、出展業者の売り上げ総額は昨年の1102万円より148万円増の1250万円に増えた。
実行委員会は「JTAドーム宮古島の屋内・屋外を活用して盛大に開催することができた。駐車場などの立地条件の良さと施設内のレイアウトやステージの活用など、これまでにない演出も図られ多くの来場者の増加につながった」と分析した。
その上で「内容も姉妹・友好都市の参加や『宮古の宝物グランプリ』の同時開催『宮古のうまむね杯グランプリ』の表彰・映像など、来場者への物産から飲食物まで宮古の埋もれた商品メニューをPRできた」と効果を説明した。
収支決算では、収入支出ともに186万1942円を計上。収入のうち、県負担金が89万4000円。
委員会終了後、委員の中には、新年度の県負担金の支援に期待を込める人もいた。