川満(宮工)、全国3位/高校ボクシング
「夏は王者を目指す」
ボクシングの第29回全国高校選抜大会は22日、宮崎市総合体育館でバンタム級準決勝を行い、宮古工業2年の川満克己は第1シードの西岡伶英に2-3で惜敗したが、堂々3位に入賞した。川満は「全国の舞台で良い経験になった。今年夏のインターハイでは、優勝を目指す」と話した。
川満は20日の1回戦は北海道代表、21日の準々決勝では新潟代表を判定で下して準決勝に進んだ。
22日の準決勝は埼玉の花咲徳栄の西岡を相手に善戦したが、1ポイント及ばず決勝進出はならなかった。
川満は「1回戦、2回戦は本調子ではなくて苦しんだが、準決勝では上げていくことができた。今の自分なりにはベストを尽くせたと思う」と話した。
ただ、「やはり負けたことは悔しい。夏にリベンジするために、厳しい練習に取り組んでチームメートとともに強くなりたい。インターハイで優勝することが目標です」と前を向いた。
大会に同行した知念健次監督は「初戦、2回戦と本調子ではなかったが何とか勝ち切れた」と話し、手数の少なさを指摘した。準決勝も不調を引きずっていたといい、「本調子なら勝てたかもしれない。ただ、全国の舞台で経験ができた。インターハイはいける」と頂点奪取に自信を見せた。