31人に退職辞令/宮古島市
「第二の旅立ち」とねぎらう
2017年度末で定年退職を迎える市職員31人への退職辞令交付式が30日、市役所平良庁舎で開かれた。長年に渡って公僕として市民のための仕事を行ってきた職員一人一人に下地敏彦市長らから退職辞令が手渡された。その後、平良庁舎玄関前で定年退職を祝して記念写真を撮影した。
今回、定年退職を迎えた職員を部局別に見ると、市長部局が18人、上下水道部が3人、教育委員会が7人、消防本部が3人。辞令交付式では市長部局と上下水道部の職員が下地市長から、教育委員会の職員は宮國博教育長から、消防本部職員は来間克消防長から退職辞令を、女性職員から花束を受け取った。
下地市長は「皆さんは約30年から40年前に、公僕として市民のために頑張るという宣誓をして、その宣誓通りしっかりと公務員としての役職を終え、めでたく定年となった」と労いの言葉を掛けるとともに「これから第二の旅立ち。健康に留意して、それぞれの目標に向かって頑張ってほしい」と呼び掛けた。
退職者代表あいさつでは伊良部支所長の佐久川豊正さんが「市長をはじめ職員の皆さんにはこれからの市の発展のために尽力してほしい」と述べた上で「これまで市職員の一員として頑張れたことを誇りに思い、これからも市の振興発展のために貢献できるよう微力ながら頑張っていきたい」と今後の抱負を語った。
退職を迎えた職員31人のうち、9人が再任用となり新年度からも市職員として勤務する。
同日には自主都合により普通退職する市長部局職員2人と消防本部職員1人への退職辞令交付も行われた。