夏到来 初泳ぎ/第40回宮古島の海びらき
前浜で子供たち歓声
宮古島の初夏の到来を告げる、2018年「海族(かいぞく)まつり・第40回サンゴの楽園未来まで 集まれ! 遊ぼう! 宮古島の海びらき」(主催・宮古島観光協会)が1日、与那覇前浜ビーチで開催された。東洋一といわれる白砂の浜には、市民や観光客ら約2500人(主催者発表)が訪れ、宮古島の青い空と海を満喫した。
第44代ミス宮古島3人と同協会青年部の山本ゆかり部長が、高らかに海びらきを宣言。宮古島観光協会の豊見山健児会長、下地敏彦市長ら関係者がテープカットで本格的な夏の到来を告げた。
豊見山会長は「この海びらきを通して、自然の恵みに感謝しながら宮古島の誇れる美しい海、ビーチを広く国内外にPRしていきたい」とあいさつした。
家族3人で訪れ初泳ぎを楽しんだ川満吉幸さんは「まだ水が冷たくて、とても体まで浸かることはできなかった」と話した。娘の苺穂(まお)ちゃん(5)は「海は冷たかったけれど楽しかった」と、初泳ぎ証と一緒にもらった飴を手に笑顔だった。
初泳ぎの後は、宝探し、ビーチ相撲、ビーチフラッグ競争など多彩なプログラムが行われた。
会場に設置された約20×25㍍の特設プールでは、参加した子どもたちが水遊びを楽しんでいた。
海びらきは今年度の海にかかわるイベントを総称しての海族祭りのスタート。海族祭りの約8カ月におよぶ期間中、宮古島で行われる全てのイベントが該当する。