特色ある英語教育開発へ/研究教員2人が決意
入所式で関係者が激励
結の橋学園開校向け
2018年度前期(第18期)研究教員入所式が4日、市役所城辺庁舎で行われた。来年4月に開校予定の伊良部島小中学校(愛称・結の橋学園)に伴い、小中一貫の特色ある英語教育の開発に向けて、研究を行う佐良浜小学校の新城直人教諭と同中学校の友利芳江教諭がそれぞれ決意を示した。2人は9月末まで市立教育研究所において研究を進めていく。
あいさつで同研究所の田場秀樹所長は「結の橋学園の特色ある英語教育の充実に向けてしっかり研究し、半年後にはその成果を現場で広げるとともに、来年4月の開校に備えてほしい」と呼び掛けた。
決意表明で新城教諭は「半年間の研究機会を設けてもらい感謝している。実り多い期間になると思う。使命感と責任感をもって宮古の子供たちのためにしっかり頑張りたい」と述べた。
友利教諭も「小中連携の特色ある外国語教育の開発に向け、2人でしっかり研究していきたい。この研究が結の橋学園だけでなく、宮古地区の外国語教育全体のために役立つよう頑張りたい」と意気込みを示した。
激励のあいさつで、宮國博教育長は「半年間、しっかり研修を行い、結の橋学園が軌道に乗れば、その貴重な経験を後輩たちの指導にも生かしてほしい」と呼び掛けた。
そのほか、同小学校の下地辰彦校長、同中学校の友利克彦校長もそれぞれ激励のあいさつを行い、2人の研究成果に期待を寄せた。
同研究所には、今月から同学園の開校準備室も開設されており、2人は同学園の初代校長に就任予定の宮城克典室長らと共に、小学1年から中学3年までの一貫した英語教育のカリキュラム開発を行っていく。