3年ぶりに600人超え/市新入学児童
過去10年で2番目の多さ
宮古島市教育委員会によると今年の入学予定者数は6日現在で609人となり、2015年以来3年ぶりに600人台となった。市の新入学児童数は近年減少傾向で推移し、ここ数年は500人台で推移してきた。過去10年間で600人を超えたのは今回で2度目となり、15年の612人に次いで2番目の多さとなっている。
宮古島市の入学児童数は、記録が残っている1983年から90年までは、若干の増減を繰り返すも、常に1000人台で推移してきた。
しかし、91年に初めて1000人を割り込んだ後は、少子高齢化を受けて毎年減少の一途をたどっている。
95年からは700人台でほぼ横ばい状況が続き、2000年以降は600人台から700人台前半で推移し、08年には500人台に突入していた。
ここ10年は500人台で推移し、15年に612人となったが、16年以降は再び500人台となり今回3年ぶりに600人台に回復した。今年の市立小学校18校の入学者予定者数で、最も多いのは平良第一の103人。次いで、南と東の82人、久松の67人、下地の45人、鏡原の44人、北の41人などとなっている。
逆に1桁台は、池間と来間がそれぞれ1人、狩俣4人で福嶺が3人、城辺と砂川がそれぞれ9人となっている。
市立小学校の入学式は9日に池間で行われ、それ以外はすべて10日に行われる。そのほか、今年の市立中学校の入学予定者数は531人。最も多いのは平良172人、次いで北の120人、久松の49人などとなっている。
1桁台は、池間の4人、城辺の6人、狩俣の7人、砂川の8人となっている。