鯉のぼりで安全来い来い/宮古島署
園児が作成し掲揚
交通事故防止を目的とした「交通安全来い来い・鯉のぼり作戦」が11日、宮古島署(前花勝彦署長)の正面駐車場で行われ、同署員、宮古島地区交通安全協会(新里孝行会長)のメンバーや園児らが鯉のぼりを掲揚して交通安全を祈願した。6~15日は春の全国交通安全運動実施期間。同署の「交通安全鯉のぼり作戦」は2015年から始まり、今回で4回目になる。鯉のぼりはゴールデンウイーク終了まで掲揚され続ける予定。
この日は雨のあいにくの天気で、参加した園児らが掲揚する予定を急きょ変更し、参加者が見守る中、同署署員が掲揚した。鯉のぼりは掲揚式に参加したおおぞら南保育園(與那覇高枝園長)とひばり保育園(下地宏幸園長)の園児らが、交通安全を祈願しながら作成した鯉のぼりも含まれている。
掲揚式で前花署長は「交通事故に遭わないために、信号がある場所で道路を渡る。渡るときは左右を確認する。駐車している車などの影から道路に飛び出さない。道路で遊ばないという四つを約束しよう」と園児に呼び掛けた。
新里会長は「家に帰ったら、保護者やおじいさん、おばあさんに交通ルールを守ろうと伝えてほしい」と園児に話した。
両保育園の園児が可愛らしい遊戯を披露し、交通安全を改めて祈願した。