社会・全般
2018年4月14日(土)8:55
はしか感染、新たに5人/県内患者数が計43人に
【那覇支社】県保健医療部は13日、新たに小学生男児2人を含む男女5人の麻疹(はしか)感染が見つかったと発表した。これまでに確認された患者数は計43人で、現在のところ宮古島市と多良間村での発生は確認されていない。
新たに確認された5人は、小学生男児2人と20代の男女2人、50代の女性1人。居住地は、那覇市と南城市が各2人、浦添市が1人となっている。
那覇市の2人は、それぞれ家族内と職場で感染した可能性があるほか、南城市の2人(小学生男児)も、感染者との接触があるとみられている。
これまでに確認されている患者43人の居住地は、那覇市が18人、名護市が8人、宜野湾市が4人、南城市が3人、浦添市、中部管内が2人、石垣市と北部管内、南部管内、糸満市、うるま市が1人、台湾が1人となっている。
宮古島市では9日から、市内の契約委託医療機関6カ所で乳幼児(生後6カ月から~1歳未満)への予防接種を無償化を実施。多良間村も16日から開始する(予定)としており、保護者に対し積極的な接種を呼び掛けている。