政治・行政
2018年4月15日(日)8:58
福井沖縄担当大臣が来県/琉大や焼物博物館など訪問
【那覇支社】福井照沖縄担当大臣は14日来県し、琉球大学や浦添市のてぃーだ子ども食堂、那覇市壺屋の焼物博物館などを訪問した。今回の来県は15日までで、琉大では、大城肇学長らから遺伝子情報を使った生活習慣病や沖縄独特の病気の治療方法の確立などを目指す「沖縄バイオインフォメーションバンク」の説明を受けた。会談後には、記念植樹も行われた。
大城学長は、「福井大臣には、文部科学副大臣の時から琉球大学の教育研究、診療、地域貢献活動に御支援いただき感謝申し上げる。引き続き、御支援をお願いしたい」とあいさつした。
これに対し、福井沖縄相は、「医学部の移転では今年、実施設計費を3・1億円確保している。世界の医療を琉大医学部がリードするという気持ちで私たちもいる。また、ICTを利用した離島の高校教育の実証実験でも御支援いただいて感謝申し上げる」と応じた。 福井沖縄相は、15日には那覇市伝統工芸館や斎場御嶽、旧海軍司令部壕を視察するほか、沖縄セルラーパーク那覇で行われている第1回島酒フェスタの視察とラジオ出演も予定されている。