鷲津、大会連覇に照準/トライアスロン
一本松も好調アピール
22日号砲の第34回全日本トライアスロン宮古島大会で、前回女子優勝の鷲津奈緒美(34)=神奈川=と同3位の一本松静香(24)=東京=が19日午後、宮古入りした。鷲津は連覇と4度目の栄冠に意欲を示し「優勝を狙う」と話した。一本松も好調をアピールした。
2人は午後1時すぎの便で来島。それぞれ報道陣の取材に応じ、大会に懸ける意気込みを語った。
鷲津はこの1年で2本のレースに出場。オーストラリアではショート7位、フィリピンではハーフアイアンマンに挑み、プロカテゴリーで2位に入るなど着実に力をつけている。
今大会もバイクでトップに立つというレース展開を描く。「バイクで出てランで引き離す」と話し、表情に自信をみなぎらせた。
大会初となる4回目の優勝が懸かる。「気にしていないけど、一番の記録になればうれしいですね」と余裕を感じさせる。「それよりも自分が納得できるレースをすることが一番。優勝を目指す」と語った。
一方、前回3位の一本松は1月のプロ宣言後、初の公式戦となる。「いろいろな企業からサポートをいただいているので、前回より良いプレッシャーを感じながらのレースになる」と気持ちを引き締めた。
レースでは「いかにスイムで差をつけられるかが勝負になる」とスイムで前に出る構え。ただ、「あまり順位は気にせず、昨年の自分を超えられるように頑張りたい。自分の力を全部出し切りたい」と話した。