沖縄国際映画祭が開幕
関係者ら約1000人参加/22日まで各種イベント
【那覇支社】第10回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」が19日、那覇市などで始まった。オープニングセレモニーでは、国内外の関係者ら約1000人が集まって、節目となる開催を祝った。同映画祭は県内13会場で22日まで。
セレモニーでは、吉本興業の大﨑洋社長が「あっという間に10年が過ぎた。この間、大勢の方々に支えていただいた。沖縄の方々と共にいることの喜びを全社員、全芸人さんたちはかみしめていると思う」と感謝の言葉を述べた。
開会あいさつでは、西川きよしさんが「皆さまのおかげで10年を迎えることができた」と述べたほか、桂文枝さんが乾杯の音頭を取って花を添えた。
来賓のあいさつでは、翁長雄志知事に代わって出席した富川盛武副知事が「(映画祭は)沖縄の春を彩る風物詩として定着した。地域発信型映画など、沖縄の魅力を世界に発信できる映画祭になっている」と期待を述べた。
映画祭では、「特別招待」部門で公開を控える新作映画やアジアの未公開映画など15作品が発表されるほか、テレビ局と吉本興業が共同制作した映画の上映、県内41市町村が地域の魅力を発信するCMの公開も行われる。
22日には、那覇市のてんぶす広場でレッドカーペットイベントが行われる。期間中は、県内13会場がお笑いライブや、音楽ライブステージなどのイベントで盛り上がる。