健闘たたえ再会誓う/トライアスロン
大会の余韻楽しむ/ふれあいパーティー 選手ら交流
第34回全日本トライアスロン宮古島大会(主催・宮古島市など)のふれあいパーティーが23日、表彰式に引き続きJTAドーム宮古島で行われた。大会に出場した選手や応援でともに来島した家族などが参加し、交流を深めた。今大会には海外14の国や地域から79人のアスリートを含む1661人がエントリー。1270人が完走した。出場したアスリートは互いの健闘をたたえ、次回大会での再会を誓った。
パーティーには選手や家族、関係者らが集い、用意された食事を楽しみながら、会話を弾ませていた。今大会のダイジェスト版も上映され、出場した選手らからは拍手や笑い声などが会場に響いた。
宮古島大会に11回出場した島田靖史さん(53・神奈川)は大会の魅力を「ボランティアの献身的なサポートと豊かな自然が素晴らしい。最高の舞台。(レース中に)心が折れそうになったとき、高齢者から子どもまでの応援がとても力になる。65歳まで体を鍛え続けて出場したい」と話した。
16回目の出場で全て完走している川村恒雄さん(62・同)は「島の皆さんの温かい応援ときれいな海が魅力。もったいないので景色を楽しみながらレースをしている。出場年齢を65歳以上に引き上げてほしい」と継続して参加する意欲をみせた。
ロングトライアスロン出場は初めてという伊藤忍さん(48・茨城)は「友人や知人から宮古島大会の良さを聞き初めて申し込んだら抽選に当たって出場できた。目標タイムの10時間30分もクリアできて満足している」と振り返った。