宮総実バレー、県準V/平安杯県予選
来月の九州大会出場へ
バレーボールの平安杯第63回全九州総合選手権大会兼国体選手選考高校県予選は23日、那覇市民体育館で決勝リーグを行い、宮古総合実業男子が対戦成績2勝1敗で準優勝した。来月開催される全九州大会に県代表として出場する。優勝は西原で3戦全勝だった。
宮総実は22日の決勝リーグ第1試合で美里工業と対戦。第1セットを失いながらも、第2、第3セットを奪って逆転勝ち。23日の首里戦もフルセットの接戦を制した。西原にはストレートで敗れたが、宮総実として初めて準優勝した。
準優勝メンバーは25日午後、平良淳校長に報告。来月11日から那覇市民体育館などで開幕する全九州大会での活躍を誓った。
狩俣滉太主将は「決勝リーグは初めてで緊張の中での試合だったが、みんなが良いコンディションでプレーすることができた」と振り返った。ただ、「優勝チームとの差が大きい。今大会で見えた足りない部分を補い、強くなって九州大会に臨みたい」と話した。
監督の名嘉和也教諭は4強を懸けた試合で名護に競り勝ったことを躍進の要因に挙げた。この試合では33-31までもつれるゲームを物にしている。「名護との試合で競り勝てたことが大きい。九州大会は初めてだが、一つでも多く勝ち上がりたい」と話した。
報告を受けて、平良校長は「皆さんの普段の練習の成果が表れた。本当によく頑張った」と生徒の活躍をたたえ、「反省点をどうクリアするか。チームワークを生かしてさらに上を目指してほしい」と激励した。