Uターンラッシュ始まる/GW
空港カウンター前に長い列
今年のゴールデンウイークの最終日前日となった5日、長い休みを宮古島で過ごした観光客や里帰りしていた帰省客らのUターンラッシュが始まった。宮古空港では大きな荷物を持った人たちが搭乗手続きカウンターに長い列を作り順番を待っていた。Uターンラッシュのピークはきょう6日までで、本土直行便や那覇行きのほとんどの便が満席か満席に近い状態となっている。
今年のゴールデンウイークは4月28日からスタート。祝日となっていない5月1、2日を休みにすると9連休の大型連休となった。
空港1階の航空会社カウンター前は、搭乗や荷物を預ける手続きのため並ぶ、大きなスーツケースやキャリーバッグ、土産品の入った紙袋などを抱えたUターン客で混雑した。
妻と子供、両親、姉夫婦ら合計13人で来島した長谷川慶太さん(30)=埼玉県=は2日から5日までの4日間、滞在し、みんなで宮古島を楽しんだ。「両親が宮古島好きで小学生の時に初めて来て以来、何度も訪れている。魅力はやはりきれいな海。ごはんがおいしいところも好き。今回は前浜ビーチで遊んだり、博愛漁港で海中観光船に乗ったりした。人が良く、のんびりできるところも良い」と宮古島の魅力を語った。
今回が初来島という釘本貴子さん(52)=長崎県=は宮古島在住の友人から「遊びに来て」と言われ、神奈川県の友人と宮古島で集合し、宮古島の海を満喫した。「海がすごくきれいで癒やされたし感動した。生まれて初めてシュノーケリングをして、はじめは大変だったが、ウミガメを見ることができ、まるで水族館にいるようだった」と楽しかった思い出を振り返り、「機会があればもちろん一度、遊びに来たい」との思いを示した。