高卒96・0%、大卒83・7%の過去最高/沖縄労働局
県内3月末 新規学卒就職内定率
【那覇支社】沖縄労働局(安達隆文局長)はこのほど、3月末時点での県内新規学卒者の就職内定率を発表した。高卒者は96・0%(前年同期比2・7ポイント増)、大卒者が83・7%(同4・1ポイント増)で、いずれも過去最高値となった。
高卒者の就職希望者数は1978人で、前年同期比6・7%(143人)減。就職内定者数は、同4・0%(80人)減の1898人だった。そのうち、県内事業者への内定者数は同6・0%(81人)減の1279人となったが、県外への内定者数は619人と同0・2%(1人)増加した。 対象が高卒者の県内求人数は3186人で、同12・3%(348人)増加した。産業別では、卸売・小売業587人、建設業477人、宿泊・飲食サービス業448人、医療・福祉365人、製造業284人などとなっている。
一方、大卒者の就職希望者数は2961人で、同3・8%(108人)増加。就職内定者数は2479人で、内定率は83・7%(前年同期比4・1ポイント上昇)となった。
このほか、短大と専修学校などの新規卒業者の内定率は、短大で95・7%(前年同期比3・9ポイント上昇)、専修学校では88・7%(同5・8ポイント低下)となった。