宮古は引き続き注意を/県、はしか拡大防止で
【那覇支社】県保健医療部は8日、県内の麻疹(はしか)患者が4日連続で確認されなかったと発表した。県は「沖縄本島はピークを過ぎたが、再び流行する可能性もある。また、宮古は引き続き注意してほしい」と、積極的な予防接種を呼び掛けている。
県によると、3日の検査確認以降、県内で患者は見つかっていない。ただ、宮古地区は沖縄本島から約1カ月遅れで患者が発生しており、担当者も「宮古は県内でも最後に患者が確認された」として引き続き流行が拡大する可能性もあると判断している。
宮古島市での患者は、4月25日に確認された30代男性と、今月2日に診断された30代女性の累計2人。
市が公表した、大人対象の予防接種が受けられる医療機関は次の通り。(カッコ内は電話番号)
いけむら小児科(73・4970)▽いしみねクリニック(75・5878)▽うむやすみゃあす・ん診療所(73・3854)▽城辺中央クリニック(77・4693)▽下地診療所(74・7878)▽砂川内科医院(73・0037)▽宮古島徳洲会病院(73・1100)▽ひが小児科(73・1477)。