政治・行政
2018年5月12日(土)8:58
屋上の補修工事始まる/市総合体育館
160万円掛け雨漏り防止へ
雨漏りで利用者やいろいろな大会に支障を来してきた市総合体育館の補修工事が11日から始まった。県中体連のバレーボール競技が7月に同体育館で行われることから、6月30日までの工事完了を目指している。
初日から複数の作業員たちが、同体育館の屋根の上で、漏水箇所を点検しながら急ピッチで作業を進めていた。
市民スポーツ課によると、2017年度に今回の補修工事の予算を計上し、約160万円を本年度に繰り越して、工事を実施しているという。
同体育館については昨年11月に開催された県民体育大会先島大会のバレーボール競技の際に、雨漏りのため競技が約2時間にわたり中断し、大会運営にも支障が出ていた。
同体育館は1984年1月に完成し築34年。3年前には屋根の防水工事を行ったが、老朽化でボルト部分の腐食や建物側面のひび割れなども見られていた。
市民スポーツ課は「6月中には補修工事を終了させ、7月の中体連は万全の体制で受け受け入れられると思う」と話した。