カツオ・マグロオブジェ寄贈/建設工事協が伊良部漁協に
きょう食堂開店
きょう15日午前11時に開店する伊良部漁協(漢那一浩組合長)の「おーばんまい食堂」を祝し、伊良部漁協地区海業(うみぎょう)支援施設建築工事協力会(会長・川満喜和登先嶋建設建築部次長)は14日、食堂の天井から吊すカツオとキハダマグロのオブジェを寄贈した。
同施設は、国・県・市の負担で新設されたもので、総事業費は約3億2000万円。
施工は建築工事が先嶋建設、電気工事が久貝電設土木、機械工事が大和電工、監理はライフ設計。協力会は4社で構成されている。
贈呈式で、川満次長は「伊良部漁協は沖縄県を代表する漁協の一つ。航海安全と大漁を祈願し、『おーばんまい食堂』の千客万来、商売繁盛を願って縁起の良いオブジェを寄贈する」と手渡した。
久貝電設土木の久貝博義現場代理人、大和電工の平良勝彦現場代理人、ライフ設計の前泊洋有技師・現場代理人が同席した。
漢那組合長は「とてもありがたいいオブジェ。親子連れに人気が出ると思う。漁業者が大漁で地域に恩返しができるよう、にぎわいのある食堂にしたい」と感謝の意を表した。
食堂の営業時間は午前11時から午後3時。地元産食材をふんだんに使ったカツオやキハダマグロの海鮮丼を中心に料理を提供する。
カツオとキハダマグロをかたどったオブジェは置物や壁掛けにも活用可能。アーティストが精巧に作ってあるため、今にも泳ぎ出しそうな表情を見せている。