小綱編みがスタート/宮古島夏まつり
伝統文化、歴史継承
宮古青年会議所の池間正樹理事長らは18日、同所会館で宮古島夏祭り東西大綱引き決起の記者会見を行った。7月22日に開催される大綱引きに向け、伊良部商工会青年部がきょう20日午後2時から、伊良部南区にあるホテルサウスアイランドで小綱編みをスタートさせる。
小綱編みは同青年部を皮切りに狩俣青年会、久松青年会などと続く。本綱編みは7月14日に平良のカママ嶺公園で実施される予定。15日は予備日と設けた。本綱の長さは110㍍、重さ約2㌧。
会見には池間理事長、佐久川直仁専務理事、田中洋介大綱引き実行委員長、高里祥まちづくり委員長、石垣直樹狩俣青年会長、立津康晴久松青年会長の6人が参加した。
池間理事長は「いよいよ小綱網みがスタートとする。伝統の文化・歴史の継承という意味で地域の人々を盛り上げたい。そして子供たちに参加してもらい、綱引きという文化を、私たちの子や孫につなげていきたい」と大綱引きの継承発展に意欲を見せた。
田中実行委員長は「宮古島は、大型クルーズ船寄港数増加、宮古島と羽田・関西・福岡・名古屋を結ぶ直行便の就航で入域観光客が増加傾向で、知名度の上昇に伴い、今年も去年以上の観光客の増加が予測されている。宮古島夏まつりも例年以上の来場者の参加が期待されている」と述べ、大綱引きの際には警備を強化し、より安全に実施する姿勢を示した。