社会・全般
2018年5月23日(水)8:58
税の意義 漫画で学んで/法人会青年部会
市教委に550冊を贈呈
税の仕組みや納税の大切さを分かりやすい漫画で学んでもらおうと、沖縄宮古法人会青年部会(宮里敏彦部会長)は22日、市教育委員会に租税教育用の漫画本約550冊を贈った。今後、市内全小学校で活用される。
贈呈された漫画本のタイトルは「おじいさんの赤いつぼ」。税金が日々の生活にどのように関わっているかや、納税の意義と役割を分かりやすく紹介している。
市役所城辺庁舎で行われた贈呈式で、宮里部会長は「次代を担う子供たちに納税の大切さを学んでもらうことはとても大切。啓発活動を今後も充実させるので学校側も協力してほしい」と呼び掛けた。
宮國博教育長は「皆さんのこうした取り組みは本当にありがたい。子供たちに納税の大切さを分かってもらうためにも、この漫画本を通して税の知識をしっかりと学ばせたい」と述べた。
同席した宮古島税務署の松浦啓署長も「こうした漫画本は若い世代に納税の意義を理解してもらうのに最適。将来を担う子供たちが納税の大切さを感じてもらえればうれしい」と話した。
漫画本は、多良間村教育委員会にも約10冊が贈られる。