上地さんに委嘱状/比嘉支局長が伝達
市で14人目の人権擁護委員
人権擁護委員の委嘱状伝達式が29日、市役所平良庁舎で行われた。上川陽子法務大臣から2018年4月1日付で、新任委員の上地洋美さんに委嘱状が交付され、この日那覇地方法務局宮古島支局の比嘉隆支局長が伝達した。任期は3年間。宮古島市では現在13人の人権擁護委員が活動しており、上地さんへの委嘱で14人目になる。
比嘉支局長は「人権擁護委員として子どもから高齢者などたくさんの方々への人権思想の普及高揚と地域貢献活動に当たるようお願いしたい」とあいさつした。
委嘱を受けた上地さんは「これから多くの指導を仰ぎながら、これまで触れ合った人たちとの経験などを糧にし、地域に貢献できるよう頑張りたい」と抱負を述べた。
宮古島人権擁護委員協議会の川満忍会長は「他の委員とともに自由人権思想の普及に努め、協議会の活動をさらに活発化できるよう頑張ってほしい」と激励した。
市生活環境部の垣花和彦部長が「地域における身近な相談相手として、身の周りのさまざまな問題解決などに頑張ってほしい」との下地敏彦市長のあいさつを代読した。