04/23
2025
Wed
旧暦:3月26日 仏滅 壬 
スポーツ
2018年5月30日(水)8:55

宮高男子が優勝/県高校総体卓球学校対抗

部創立以来初の快挙


学校対抗男子卓球で優勝した宮古高校=29日、那覇市

学校対抗男子卓球で優勝した宮古高校=29日、那覇市

 【那覇支社】県高校総体の卓球競技は28、29日、那覇市の県立武道館で学校対抗の決勝リーグを行い、男子の宮高が3戦全勝で優勝を果たした。部創立から50年以上を経て、初めて同校に優勝旗をもたらす快挙となった。

 宮高は28日、決勝リーグ第1戦で前原を3-1で破り、29日の第2戦でも南風原を3-1で下して勢いを付けた。

 迎えた第3戦の相手はコザ。これまで2度戦って1度も勝利したことがない強豪だが、シングルスの兼島竜平と兼島研斗、ダブルスの伊沢拓郎・兼島竜平組が相手を圧倒して3-2で勝利をもぎ取った。

 根木貴光監督(34)は「選手たちは力があるが、(いつもは)最後に守りに入ってしまう。今日は最後まで攻めて攻めてやり切ってくれた。ボール拾いや洗濯など、率先してやっていた出られない選手たちの気持ちも背負って、頑張ってくれた」と目を細めた。

 下里竜輝主将は、「今回の試合に懸けてきたので勝ててうれしい。自分は負けたけど、他のメンバーにやってくれと大きな声を出した。チャレンジャーの気持ちで九州大会もインターハイもベスト4を目指して頑張りたい」と意気込みを語った。

 チームに勢いを付たダブルスの兼島竜平と伊沢は、小学5年からペアを組む阿吽(あうん)の仲。伊沢は、「最後までお互いに精神的に支え合っていけた。勝ちたい気持ちが先走らず、練習を信じて自分を信じて笑顔で試合に臨めた」と語った。

 兼島にとっても記念の日となった。卓球を始めるきっかけを作ってくれた祖母の78歳の誕生日といい、「良い報告ができてうれしい」と、笑顔をはじけさせた。

 宮高は、6月22日からの九州大会に学校対抗男子、シングルスは兼島、伊沢、ダブルスは兼島・伊沢組と下里・陸紫苑組が駒を進めた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!