190人が観客魅了/婦人の演芸会
会員が舞台で熱演
第52回婦人の演芸会(主催・宮古地区婦人連合会)が3日、マティダ市民劇場で開かれた。各地の婦人会や賛助出演団体が琉球舞踊や創作舞踊など、趣向を凝らしたステージで、会場を埋め尽くした大勢の観客を魅了した。
今回で52回目となる演芸会は「人と人、心と心をつなぐ地域婦人」をスローガンに開催された。
演芸会は、同会役員による「トウガニあやぐ」で幕開け。主催者あいさつでは島尻清子会長が「それぞれが特性を生かした創作舞踊や琉球舞踊、コントなどを披露するので楽しい時間を過ごすとともに、舞台で躍動する婦人たちに大きな拍手を送り激励してほしい」と呼び掛けた。
そのほか、下地敏彦市長と宮國博教育長も駆け付け、同演芸会の成功と、それぞれの地域で活躍する婦人たちのさらなる飛躍に期待を寄せた。
このうち、最後に登場した多良間村婦人会は色とりどりの華やかな衣装に身を包んだ会員たちが優雅な舞いを披露し、会場から大きな拍手を受けた。
また、城辺学区婦人会は「演芸会に行く」をテーマにコントを披露。お年寄りたちが互いに連絡し合って演芸会に行くまでの道のりをおもしろおかしく方言で演じ、観客を笑いに渦に巻き込んだ。
会場には大勢の市民が詰めかけ、女性たちの息の合った踊りに拍手と声援を送った。
同連合会は、豊かな地域づくり、婦人の資質向上を目指し男女共同参画社会への発展を目標に、地域に根ざす活動を展開している。