旬の夏野菜を安価で/「オクラの日」キャンペーン
JA宮古地区専門部会が販売
JAおきなわ宮古地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会オクラ専門部会(浜川正信部会長)主催の2018年「オクラの日」キャンペーンが「オクラの日」の6日、あたらす市場で行われ、オクラ一袋が市価の半分程度の50円で販売された。旬の夏野菜が安価で購入できることから、一人で何袋も買い求める買い物客も多く見られた。
「オクラの日」は、オクラ独特のぬるぬるした感じを宮古方言「ムツムツ」と言うことから「ムツ」と「六つ」の語呂合わせで宮古地区のオクラ専門部会が2014年に独自で制定。以降、毎年6月6日に宮古島産オクラの地産地消の推進や定着を目的にキャンペーンを開催している。
キャンペーン開会に先立ちセレモニーが開かれ、浜川部会長が「関係機関の指導と生産農家の絶え間ない努力により年々、生産拡大が図られ、県内有数の産地としての基盤を築き上げている」との考えを示すとともに「県内外に広くPRし、さらなる消費拡大につなげていきたい」と語った。
県宮古農林水産振興センター農業改良普及課の名嘉眞清美課長と市農政課の松原直樹課長は激励のあいさつを行い、今年度の販売目標89㌧の達成に期待を示した。
オクラ部会の久保弘美副部会長のキャンペーン開会宣言でオクラの販売がスタート。買い物客は販売棚に山積みされたオクラを手に取って品定めをしながら買い求めていった。一人で何袋もまとめ買いする人も多く見られた。
知人から今回のキャンペーンのことを聞き、買いに訪れたという女性(70)=平良=は「オクラは普段からよく食べている。1袋50円という安い値段で買えるのはうれしい。たくさん買って冷凍しておきたい」と語った。
天ぷらや南蛮漬け、おひたし、ケーキなどオクラを使ったさまざまなメニューの試食も行われたほか、オープニングではふたば保育園の園児がかわいい踊りを披露し会場を盛り上げた。