新鮮な海の幸に満足/伊良部漁協
「おーばんまい食堂」開店
伊良部漁協(漢那一浩組合長)が運営する「おーばんまい食堂」が15日、グランドオープンした。開店時間に合わせて入店した1番客の松川正次さん(87)には記念の花束が贈呈された。宮古本島北部の島尻地区から訪れた松川さんは「花束を貰ったのは生まれて初めてなので、うれしい。新鮮な刺し身は最高においしかった」と満面の笑みで語った。
食堂は、5月15日にプレオープンした。以来、大勢の客が訪れ、海の幸の料理を味わい満足の表情を見せていた。食堂の人気は上昇中。口コミでも広がり、食堂で働く女性たちは温かい気持ちでもてなす。
グランドオープン記念で全メニューは500円。プレオープン期間中の海鮮丼900円は400円、胡麻ヅケ丼800円は300円とそれぞれ値引きされた。
この日限定の刺し身定食、さしみ天ぷら定食も各500円で提供された。
1人前の刺し身定食は▽カツオ刺し身20切れ▽モズクの小鉢▽みそ汁▽ごはんーの4品セット。1人前の刺し身天ぷら定食は▽カツオ刺し身10切れ▽魚・モズクの天ぷら▽モズクの小鉢▽みそ汁▽ごはんーの5品セット。
16日以降の価格は、刺し身定食が900円、刺し身天ぷら定食が1000円となる。
1番客の松川さんは、浦添市から里帰りした長男・康範さん(53)と向かい合って食事を楽しんだ。康範さんは「17日は父の日。父の健康な姿と笑顔に接し、最高にうれしい」と声を弾ませた。
漢那組合長は「食堂の来客は好調。今後夏休みに向け、皆に喜ばれるメニューを開発したい」と意気込みを語る。
問い合わせは、同食堂(電話080・6485・0853)へ。