職員採用試験、来年度から実施/多良間6月議会開会
一般質問で村長答弁
【多良間】多良間村議会(森山実夫議長)の6月定例会が20日開会した。初日は午前中、管内視察があり、午後から一般質問が行われ、5人が登壇した。職員採用試験の実施時期について伊良皆光夫村長は「19年度から実施する」と明言した。
一般質問では豊見山正氏が新製糖工場建設工事進捗(しんちょく)状況について質問。仲宗根春光産業経済課長が「現在、建屋工事は完成し村の検査を済ませている。2校区については4月30日に村の検査を終えている。機械器具設置工事は今月末が工期になっており、28日に村の検査を予定している。外構工事は60%が完成しており、旧製糖施設の解体後に排水溝施設、舗装等の工事が行われ、7月中旬には県の完了検査を終え、今期の製糖に向け水関係の検査を行い12月の製糖開始に備えていく」と答弁した。
また、宮古製糖との指定管理契約について仲宗根産業経済課長は「指定管理期間は20年を計画している」と答弁した。
続いて本村健次氏がこれまで再三にわたり質問している「職員採用試験の実施について」質問した。伊良皆村長は「職員採用試験選考に関する規則を制定し実施すると答弁を行ってきている」と答弁したが、本村氏は「3月27日に職員採用規則制定の書類が届いたが書類には19年に実施と書いてあるがいつから実施するのか」と質問。
伊良皆村長は「17年度に規則を制定したので、19年度から実施する」と答弁した。
その他、富原安則氏、福嶺常夫氏、渡口直和氏も質問に立った。
きょうは議案上程があり、18年度多良間村一般会計予算の補正案、多良間村結婚披露宴助成金支給条例の制定などの議案に対する質疑が行われる。