友利、U20世界陸上へ/走り高
アジア大会Vで日本代表に
陸上の第17回U20世界選手権男子走り高跳びの日本代表に、宮古島市出身で環太平洋大2年の友利響平が選出された。友利は今月10日のアジアジュニア大会で県タイの2㍍16を跳んで初優勝。世界陸上への出場権をほぼ確実にしていた。宮古島市出身者が世界陸上の舞台に立つのは初めて。世界陸上は7月10日からフィンランドのタンペレで開催される。
友利は10日、岐阜県で開催されたアジアジュニア大会で自己新をマークして頂点に立った。県新を懸けた2㍍20は3本とも落としたが「次は絶対に跳べる」と自信をつけていた。
初の世界陸上に向けて友利は「自分にはまだ伸びしろがあると信じている。世界陸上でもベストを出して少しでも上に行きたい」と意欲を見せている。
宮古島市初の国際舞台出場には、「自分が競技する姿を見て誰かが感動してくれることがうれしい。結果を喜んでくれる皆さんのためにも頑張りたい」と感謝を込めて話していた。
友利は北中を卒業して宮古総合実業高に進学。2016年度の全国インターハイでは2㍍4を跳んで5位に入賞している。個人種目の全国8位入賞は宮古島市初の快挙。高校卒業後は環太平洋大に進み、めきめきと実力を上げている。身長181㌢、体重70㌔。