熱い演奏に熱狂/ロックフェス
オレンジレンジなど出演
県外から大勢の観客
ミヤコ・アイランド・ロック・フェスティバル2018(主催・同実行委員会)が23日、平良港トゥリバー地区ヘッドランド特設会場で開かれた。島外、県外から大勢の観客が来場。ORANGE
RANGE(オレンジレンジ)など有名ミュージシャンの熱い演奏に、みんなで手を振りながら飛び上がるなど会場が一体となって熱狂した。
今年のトップを飾ったのは県出身バンドのORANGE RANGE。「上海ハニー」や「以心電心」などのヒット曲や新曲を披露。熱のこもった演奏に観客は最初からヒートアップし、演奏に合わせ手を振ったり飛び上がったり両手を突き上げるなど、全身を使ってライブを楽しんでいた。
その後も細美武士ら4人組のMONOEYES(モノアイズ)、4年ぶりの出演となるDragon Ash(ドラゴンアッシュ)、初出演のKICK THE CAN CREW(キックザカンクルー)、トリを務めた10-FEET(テンフィート)など有名ミュージシャンが続々と出演。観客の熱狂は夜まで続いた。
今回で6回目の参加という三浦里美さん(32)=愛知=は「細美武士さんが好きで見に来るようになった。ライブだけでなく観光も楽しめるところがうれしい」。両親が宮古島出身だが同フェスに参加するのは今回が初めてという松川直也さん(41)=東京=は「こんなにもたくさんの人が来ているとは思わなかった」とそれぞれ感想を語った。
オープニングセレモニーでは実行委員会の野津芳仁委員長が同日は「慰霊の日」であることを説明し、観客に呼び掛け全員で黙とうをささげた。毎年恒例となっている平和を願ってのハトの放鳥を実行委員会メンバーや出演者らが行った。
24日は後夜祭「宮古島ロック花火大会」がトゥリバービーチ特設会場で開かれる。午後4時開場、同5時開演。料金は3000円。約3000発の花火の打ち上げは午後8時30分からを予定している。