88・7%で過去最高
自動車税納期内納付率/18年度宮古圏域
宮古事務所県税課は27日、5月31日が期限だった2018年度自動車税の納期内納付状況を発表した。納付率は前年度より1・3ポイント上昇の88・7%で、過去最高を更新した。県平均(87・7%)も1ポイント上回った。
課税対象台数は、宮古島市、多良間村合わせて1万3299件。このうち、1万1800件(税額にして3億9064万2900円)が期限内に納付した。
県税課は納付率上昇の主な要因として①住民の納税意識の向上②好景気が作用し所得増で納税しやすい環境が整った③2007年度から始まったコンビニエンスストアでの納付が定着した-などと分析している。
同所の稲福具実所長は「住民の納税意識の高さが表れた結果」と強調した上で「公正公平な税務行政の運営を図るとともに、納税者の個別の事情にも配慮しながら貴重な自主財源である税収の確保に努めていく」などとしたコメントを発表した。
県税課は、納期内納付をしなかった対象者には督促状を発送。督促状納付期限(7月2日)までに納付がなかった場合は、財産の差し押さえをする場合もあるとしている。なお、一度に納められない事情がある人については分割納付の相談も受け付ける。
問い合わせは宮古事務所県税課(電話0980・72・2553)まで。