160点の貝工芸品ずらり
沖銀本店で「貝の展示会」実施/宮古島市の海宝館
【那覇支社】宮古島市城辺の海宝館(幸地博美社長)は、19日から那覇市の沖縄銀行本店1階ロビーで、貝の展示会を開いている。29日まで。
ロビー内の特設コーナーには、宮古島海宝館の幸地和夫館長が夜光貝で製作したぺンダントやブレスレットなどのアクセサリーのほか、スタッフによるフクロウや熱帯魚など、約160点の貝工芸品が展示されている。
工芸品の中には、貝と折り紙で作った、カエルや、花や蝶、鶴などのほか、加工した貝の記念メダル、貝を縦横に飾ったすだれなども並べられている。
銀行での用事を終えて立ち寄った、50代の女性は「固い貝殻で作ったアクセサリーが、光り輝いて美しいと思った。宮古の方は物作りが上手だと感心している」と話していた。
展示会について、幸地社長は「宮古の素晴らしい夜光貝を使った工芸品を、沖縄本島でもアピールしたいと思っている。チャンスがあれば、本島内で移動展などもやってみたい」と意気込みを語った。
海宝館では、7年前から沖銀宮古支店で展示会を実施しており、沖銀側からの勧めで3年前からは本店でも開いている。現在展示している夜光貝の工芸品は、7月3~9日にパレットくもじ6階催事場で展示販売される。