届け「ニッポン!」コール/サッカーW杯
サッカーワールドカップの日本-ポーランド戦が行われた28日夜、宮古島市内でも多くのサポーターが集まり、モニター越しに熱い声援を送った。平良西里にあるスポーツダイナー「スーパースター」には約200人が詰め掛けて観戦。日本が決勝トーナメント進出を決めると「ニッポン!ニッポン!」の声を響かせた。
バーには、キックオフの午後11時に合わせて続々とサポーターが訪れた。地元市民のほか、日本代表のユニホームを着て来場する観光客の姿もあった。
試合が始まると会場の熱気は一気に上昇。日本の勝利を信じ、チャンスの場面では歓声と指笛、ピンチを切り抜けると大きな拍手を送ってプレーを見届けた。
日付が変わって29日、日本は惜しくも0-1で敗れたが、同組のセネガルを順位決定規定で上回り、2大会ぶりとなる決勝トーナメント進出を決めた。
この瞬間、会場は興奮のるつぼに。「やった」「決勝トーナメントだ!」などと叫びながらリーグ突破の喜びを共有していた。
平良に住む三輪英一さんは「このグループを勝ち抜けたことはすごい。前の2試合の頑張りがとても大きいと思う」と評価して笑顔を見せた。「終盤はこういうプレーをしないと勝てないんだなあと思わせたが、実を取った。素晴らしい」とたたえた。