国際交流20年、8日に式典/宮高と復興高級中学
台湾の生徒9人が来島
宮古高校と姉妹校締結を結ぶ台湾の台北市立復興高級中学の生徒9人と学校関係者、父母らが4日、国際交流事業で来島した。空港では宮高の生徒らが一行を盛大に歓迎した。今年は姉妹校締結20年の節目。5日に記念植樹、8日には式典と祝賀会を開く。
両校は1999年に姉妹校締結を結んでいる。基本的に隔年でホームステイ交流を行っているほか、スポーツや芸能文化活動でも親交を深めてきた。
今年は台湾の台北市立復興高級中学の男子2人、女子7人のほか、姉妹校締結20年の関連行事に参加するため、父母や歴代の学校関係者らも来島した。
空港内で開かれた歓迎会では、宮高の平良智枝子校長が姉妹校締結20年の節目を強調し、「今回のホームステイは5泊6日。宮古島の自然や歴史、文化に触れるとともに、本校の生徒と交流を深めてほしい」と話して歓迎を込めた。
これに日本のPTAに当たる家長會會長の羅純慧さんは「美しい宮古島に来ることができてうれしい。このように迎えてくれてありがとう」などと感謝し、交流20周年を記念する関連行事の成功を期待した。
歓迎した宮高2年の友利まといさんは「期間中に仲良くなりたい」と交流の機会を喜び、「来年は私たちが台湾に行って歴史や文化を学びたい」と話した。
5日は宮古高校で歓迎集会と記念植樹、8日には市内のホテルで記念式典と祝賀会が開かれる。9日は台湾からの一行が下地敏彦市長を表敬訪問する。