社会・全般
2018年7月10日(火)8:57
ハウス補強に追われる
品質低下懸念/マンゴー農家
出荷を始めているマンゴー農家は、勢力の強い台風の接近に戦々恐々としている。「勢力が強い。品質の低下が心配だ」と話し、強風による被害の程度に神経を尖らせている。
ハウス内に強風が吹き込むと、袋掛けされている果実がぶつかり合い、打撲の症状が出てしまう。
こういった被害を防ごうと、農家の中にはフルーツキャップをかぶせて対策を取る人もいた。
後は風でハウスが損壊しないようビニールを外すなどして対策。ハウス内には防風ネットを張って風による揺れを最小限に抑えるハウス管理を行っていた。
平良東仲宗根添で栽培する農家は「これからピークというときに…」とこの時期の台風接近を警戒。「やれるべきことはやった。今回の台風は足が速いことだけが救い。早く過ぎ去ってくれれば」と話した。