施設設備のあり方協議/城辺地区統合中学校
第1回検討部会開く
城辺地区統合中学校の開設に向け、実施計画(施設・設備等)の制定を目的に各種諸課題の検討協議を行う第1回「施設設備等検討部会」が13日、統合校の用地に決定した西城中学校で行われた。部会長には西城中の島尻政俊校長が就任した。
同部会では今後、施設・設備等の整備および生徒の登下校に関することについて協議していく。
部会のメンバーに対して、市教育委員会の下地信男教育部長は「施設の配置や改修が必要な部分など、具体的な作業をしてもらうためにこの部会を設置した」と目的を強調し、より良い教育環境へ向けての議論の高まりに期待した。
部会長の島尻校長は「四つの学区とそれぞれの地域の良さが新しい中学校の施設に反映できるよう、皆さんと一緒に頑張っていきたい」とあいさつした。
統合中学校の施設整備の基本的な考え方としては①採光、通風等に配慮した良好な環境の確保②障がいのある生徒に配慮③十分な防犯性など安全性を備えた安心感のある施設環境-を目指している。
今後のスケジュールについては、11月までに複数回の検討部会を開催し、施設整備基本計画案を作成する。
12月には、基本計画を市教育委員会に報告し、承認を得て、来年5~10月にかけて実施計画の協議検討を行い、その内容を同10月に市教委に報告し承認を得るとしている。
建設工事のスケジュールは、2019年10月に建設・外構実施設計作成。20年5月に建設・外構工事着工、21年2月に工事を完了して同年4月に開校を予定している。