重いぞ、大物ナマコ/みなとフェスタ
海の恵みに感謝
「海の日」に合わせ、平良港で15日、「みなとフェスタ2018」(主催・宮古島市)が開催された。さわやかな潮風が吹く中、大勢の家族連れが参加し、大物ナマコに触れるなどして歓声を上げた。下地敏彦市長は「海の恵みに感謝し、趣向を凝らしたイベントを楽しんで」呼び掛けた。
平良港は、宮古島の海の表玄関で人的・物流の交流拠点として機能を有する。国指定の重要な港湾として発展を続け、市民や観光客らに親水性の港として親しまれている。
イベントは、スーパーボールすくい、ラジコン遊びなどのほか、水上バイク体験乗船、平良港見学ツアー、旅客船「モンブラン」乗船見学が行われた。
一方、宮古島海上保安部は、海上保安庁創設70周年を迎えることから、巡視船「みやこ」体験航海を実施。多くの親子連れが乗船し、同庁の役割について学んだ。
平良港ターミナルビル1階の特設会場では、環境啓発パネル展や灯台パネル展、アート作成コーナー、平良港今昔パネル展が開かれ好評を博した。
海上保安部では、来場者にグッズの携帯用防水パック、LEDキーホルダー、保冷パックなどをプレゼントし喜ばれた。
参加した垣花りずきさん(伊良部小2年)は「水上バイクに乗ったので、とても気持ち良く楽しかった」と感想を話した。
砂川りこさん(鏡原幼稚園)は「ナマコを触った」と大喜びだった。