県内外215社が参加/宜野湾市
高卒予定者へ企業説明会
【那覇支社】県内外215社が参加する2018年度の高校卒業予定者を対象にした合同企業説明会(共催・県、県教育委員会、沖縄労働局)が17日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで始まった。2日間の日程で、県内56校の生徒と教師、約3000人が参加する。宮古からも2校の生徒5人ほどが参加する予定となっている。
開会式では、主催者として県商工労働部の下地康斗雇用政策課長が「合同企業説明会は、企業担当者から直接、会社のことや仕事内容などを聞ける大変貴重な機会となります。できるだけ多くの企業をまわり、積極的に情報収集を行い、職種や企業を早めに決めてもらえるよう希望します」とあいさつした。
参加した宮工電気情報科電気技術コース3年の知念篤輝さん(17)は「宮古では、企業から直接話が聞ける機会は少ないので、足を運んででも参加したいと思って来た。第1志望の企業の説明会にも参加できたので良かった」と話した。
宮古高校の比嘉わかな教諭は「個別に詳しい説明が聞けてとても良い機会だと思う。今回持ち帰った企業情報と島内の企業説明会を合わせて、生徒たちには早期の就職活動開始と就職先の決定につなげてもらえれば」と期待を語った。
この合同企業説明会は、高校卒業予定者の就職促進と若年者完全失業率の改善を目的に、05年から毎年行われている。今回から業種ごとに2日間開催し、215社(県内127社、県外88社)の企業が参加する。