宮古地区3社に表彰状/県農林水産部
優良建設業者・技術者
【那覇支社】県農林水産部(島尻勝広部長)は19日、同部発注の建設工事で優秀な成績を収めた優良建設業者と技術者を表彰する「2018年度県農林水産部優良建設業者等表彰式」を、県庁で行った。宮古地区からは、知事表彰で冨廣建設(冨永廣次社長)と池間浩樹主任技術者(同社)、共和産業(下地武義社長)と内間克成現場代理人(同社)が選ばれたほか、部長表彰にも丸統重機土木(山内将史社長)と根間玲奈現場代理人(同社)が入った。
県知事表彰と部長表彰は、適正な施工管理、優れた施工技術により工事を完成させた優良事業者と、他の模範になる社員を評価するもの。今回は、県内全体で3社と社員3人に県知事表彰が、1社と社員1人に部長表彰が贈られた。
島尻部長は「今後も公共工事における課題解決には、皆さんの力添えが必要不可欠であり、引き続き農林水産業の基盤整備に協力してほしい」とあいさつした。
表彰された3社は、ともに宮古農林水産振興センター発注の工事を行っている。冨廣建設は「魚口地区ほ場整備工事(H29-2)」、共和産業が「荷川取漁港岸壁改良工事(2工区)」、丸統重機土木は「比嘉海岸防災林造成工事(H29-2)」を、請け負った。
受賞者あいさつで、冨永社長は「栄誉ある賞をいただけたのも、地域の協力のおかげと感謝している。社員一同、初心に帰って技術向上に頑張りたい」、下地社長は「受賞は大きな励みとなり、活力につながる。尚一層の技術向上を図り、農林水産業の発展に貢献したい」と述べた。
また、山内社長の代理で出席した荷川取広一工事部長は「素晴らしい賞を貰え、お礼を述べたい。今後も皆さんと一緒に頑張るので、変わらぬ指導と支援をお願いしたい」と話した。