上半期乗降客82万人/前年比6万9000人増
直行便定期化など貢献
宮古空港
2018年1月から6月までに宮古空港を利用した乗降客数は82万4061人となり、前年同期の75万4680人を6万9381人上回ったことが市空港課のまとめなどで分かった。昨年は期間限定で6月から運航した全日空(ANA)の中部(名古屋)-宮古直行便が今年から定期便となり3月から運航していることなどが乗降客数増加に貢献したものと考えられる。
乗降客数を月別に見ると、最も多かったのが3月の15万4305人、次いで6月の14万9313人。最も少なかったのは2月の11万8740人だった。
路線別に見ると日本トランスオーシャン航空(JTA)、琉球エアーコミューター(RAC)、ANAの3社が就航させている那覇-宮古線が54万8870人。航空会社別に見ると便数が最も多いJTAが35万1152人、ANAは18万4605人、RACは1万3113人だった。
JTAとANAが就航させている羽田-宮古便は13万5553人。内訳はJTAが4万8382人、ANAは8万7171人。いずれもANAの関西-宮古直行便は5万104人、中部-宮古線(3月25日から運航)は2万1680人。6月1日から期間限定での運航をスタートさせた福岡-宮古直行便の1カ月での乗降客数は4963人だった。
ANA便が3月25日から運休となり現在はRACのみが運行している宮古-石垣線は3万5514人、RACの宮古-多良間線は2万2065人だった。
チャーター便は1月に大韓航空による仁川(韓国)-宮古線、2月と3月にはフジドリームエアラインズ(FDA)が小牧-宮古線を就航。乗降客数は仁川-宮古線が689人、小牧-宮古線の2月が1060人、3月が3563人だった。