平良中男子団体、4連覇/県中学総体卓球
女子も個人優勝と3位
【那覇支社】第45回県中学校総合体育大会の卓球競技は24日、宜野湾市立体育館で男子団体の決勝リーグや女子個人の準決勝・決勝などが行われた。宮古地区代表の平良は、男子が団体戦で4連覇を飾り、女子も個人戦で宮國悠乃が2連覇を達成したほか、砂川風子も3位に入賞するなど、男女とも好成績を収めた。
団体戦の男子は、8チームによる決勝トーナメントで、コザをセットカウント3-1で下し、決勝リーグに進出。宮里や宜野湾、糸満の3チームを相手に、すべて3-1で圧倒し、3戦全勝の成績で優勝を勝ち取った。
女子の個人戦は、準決勝で宮國はチームメイトの砂川と対戦し、3-0で勝利。決勝では、石嶺の友寄綾香に1セットを先取されたが、2セット以降は落ち着いたプレーで得意のラリーが決まり、3-1で逆転勝ちした。
平良の男子団体チーム、女子個人の宮國と砂川は、8月7・8日に鹿児島県で開催される九州中学校体育大会に、県代表として派遣される。
試合後、男子チームの本村葵キャプテンは「きつい試合もあったが、みんなで声を掛け合い、練習してきたのが出せて良かった。九州大会では昨年の5位以上の、ベスト4に入れるよう頑張りたい」と力強く語った。
宮國は「決勝戦では得意のラリーで相手を動かして点を取ることができた。昨年の九州では1回戦で負けたので、ベスト8に入って全国大会に行きたい」、砂川は「普段は仲の良い相手に地区大会では勝ったのに、準決勝で負けて悔しい。ブロックが確実に入るように練習して、九州では最低でも1勝したい」と意気込みを述べた。
下地研範監督は「目指していた男子は団体4連覇、女子が個人で優勝という結果を得られて、とてもうれしい。選手たちは良く頑張ってくれた。常に挑戦者の気持ちを忘れず、今大会で見つかった課題を修正しながら、全力で九州大会に臨みたい」と力を込めた。