11/23
2024
Sat
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
政治・行政
2018年7月23日(月)9:00

翁長政俊氏、出馬表明 那覇市長選

出馬表明の会見でガンバローを三唱する翁長政俊氏(右から2人目)=22日、那覇市

 10月21日投開票の那覇市長選に向け、自民党県連代表代行で県議の翁長政俊氏(69)が正式に出馬を表明した。現職の城間幹子市長(67)も出馬に意欲を見せており、一騎打ちの公算が高まった。

 

 翁長氏は会見で、「城間市長が就任して4年間、那覇市は方向性が定っていない。リーダーシップが感じられない」と城間氏の市政運営を批判した。


 その上で、「(私は)那覇市議2期、県議5期を勤めたほか、自民党県連でも、政府との粘り強い交渉で沖縄のために制度や予算を勝ち取って来た。那覇市に責任ある政治を取り戻すとの思いが、出馬を決意した理由だ」と述べたほか、「無益な対立だけでは市民のためにならない。沖縄と国が対立する構図から脱却する時期に来ている」などと語った。


 記者団との質疑応答で、翁長氏は選挙の争点を「景気をどう持続させていくかが争点。観光産業だけがけん引する経済でなく、重層的な幅のある経済を作っていく。それが、生活向上にもつながる。厳しい所得格差(の改善)や全国最下位の県民所得を押し上げていく」と述べた。


 「普天間飛行場の辺野古移設は争点になるか」との質問には、「市長選なので、争点になるとは思っていない。経済や暮らし、子育てが争点になっていくと思う。那覇市長は直接的な当事者でないので(辺野古移設に)コメントする立場にはないが、地元名護市の判断が重要だと思っている」と答えた。


 会見には、県内の保守系9市長で構成する「チーム沖縄」から宮古島市の下地敏彦市長、宜野湾市の佐喜真淳市長、名護市の渡具知武豊市長らも同席した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!