社会・全般
2018年7月28日(土)8:58
不法投棄6件、221㌧/16年度宮古
09年度以降減少傾向
宮古管内の2016年度不法投棄は6件、総重量は221・8㌧(一般廃棄物116・2㌧、産業廃棄物105・6㌧)だったことが27日に宮古保健所で開かれた廃棄物不法処理防止ネットワーク会議で明らかになった。不法投棄は09年度の一般廃棄物1万1279㌧、産業廃棄物3598・3㌧をピークに減少傾向にある。産業廃棄物重量は09年度以降で最も少なくなった。
会議は、廃棄物の不適正処理の防止及びこれらの事犯に迅速かつ的確な対応を行い、生活環境の保全および公衆衛生の向上に資することを目的に開催。県、市、宮古島署、宮古島海上保安部などの関係者ら16人が参加した。
宮里義久所長は「本ネットワーク会議を通じて、監視体制の強化を図り、廃棄物の適正処理の推進や不法投棄の未然防止対策に取り組んでいく」と決意を新たにした。
引き続き県環境部環境整備課が「廃家電の適正処理について」、同会議の会員が「廃棄物不法処理防止に係る取り組み内容について」報告した。