北方領土など取材へ/豆記者「視野広げたい」
第57次沖縄県豆記者交歓事業に宮古地区から参加する児童生徒が27日、市役所平良庁舎を訪れ、長濱政治副市長らに意欲的な取材活動へ決意を示した。豆記者らは、7月30日から5泊6日の日程で東京と北海道を訪れる。
沖縄本島地区から38人、宮古地区から8人、八重山地区から4人の計50人が参加する。
東京では総理官邸や内閣府沖縄担当部局、国会議事堂、宮古島の友好都市である世田谷区などを訪問する。
北海道では根室市役所や納沙布岬、北方領土対策本部などを訪れ、取材のほか地元の子供たちとの交流も行う。
平良庁舎を訪れた豆記者たちは、「特別な場所に出向き自分の視野を広げたい」、「北方領土問題について詳しく知りたい」、「友好都市の世田谷について知りたい」、「2年前に姉が参加したので自分も体験したいと思った」などと豆記者に希望した理由を述べた。
北方領土を取材したいという豆記者が多く、内閣府沖縄担当部局や世田谷区などにも意欲を見せた。
長濱副市長は「最後まで元気に取材をして帰ってきてほしい」と激励した。
宮古地区からの参加者は次の通り。(敬称略)
濱元大也(城辺小5年)▽桃原司至(多良間中1年)▽近藤花音(久松中1年)▽奥平花帆(平良中1年)▽中尾心美(同)▽花岡穂香(久松中3年)▽与那覇さやか(同)▽長濱真央(平良中3年)