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政治・行政
2018年7月29日(日)8:55

市議の山川氏出馬へ/豊見城市長選

「三つ巴戦」の公算


県と連携しアジアのダイナミズムを取り入れた市の経済振興などについて話す山川仁氏=28日、豊見城市

県と連携しアジアのダイナミズムを取り入れた市の経済振興などについて話す山川仁氏=28日、豊見城市

 【那覇支社】10月14日に投開票される豊見城市長選挙で、同市議会議員の山川仁氏(43)=無所属=は28日、8月第2週にも同市長選挙に出馬表明する予定であることを、本紙取材で明らかにした。同市長選挙には、与党系前市議の宜保安孝氏(41)が既に出馬表明しており、現職の宜保晴毅市長(50)も出馬の意向を示していることから、同選挙は「三つ巴戦」になる公算が高くなった。

 山川氏は27日に市議会野党系市議や元県議、市民の代表らで組織する野党系候補者選考委員会から出馬の要請を受けて受諾していた。

 当初、同氏も選考委のメンバーだったが、委員会の協議を経て、①市民が主役の市政運営に努める候補者②翁長県政と誇りある連携をして豊かな豊見城市と建白書の実現を目指せる候補者ーの選考委基準を十分に満たせる候補者として要請を受け受諾した。

 山川氏は「保守、革新などの政治の枠を超え、市民、市政のためになる声を現実対応した形にし、市政に反映できるのは自分しかいないとの思いで決意した」と述べた。

 また、同市の平均年齢が全国市町村でもトップクラスに若いことなどから、若年層世帯の所得を充実する経済振興が必要との考えを強調し、「県と連携し、アジアのダイナミズムを取り入れる施策が必要」とした。市内事業者を潤す経済振興や、期日を定めた「待機児童の解消」などの福祉、教育施策を実行したいことなども述べた。

 山川氏は1974年9月24日生まれ。豊見城市出身。産能短期大学中退。衆院議員秘書などを経て、2011年に市議会議員に初当選し現在2期目。


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