子供の想像力を刺激
わした島こどもアート/エーシーオー沖縄主催
エーシーオー沖縄主催のわした島こどもアート「レッドくんのもくようび~まるで魔法みたい!点や線が生き生きと動き出す!」が7月30日、平良の富名腰コミュニティーセンターで行われた。多くの親子連れが詰め掛け、点と線と絵が流れる音楽と融合して、見る者の想像を膨らます内容に釘付けになった。
ドイツの劇団タレイアス・カンパ二-によるこの演目は、半透明の大きなキャンバスに、いろいろな色の形が音楽に合わせて描かれていく。
主人公のレッドくんは、ただの赤い絵の具の「丸」でストーリーは、レッドくんが旅に出るところから始まる。
レッドくんの旅の経験は、いろいろな色の絵の具を用いて、抽象的な表現で半透明のキャンバス全体に描かれていく。
次から次へと点と線が現れては消えていく展開に子どもたちは描かれている物を一生懸命想像しながら、楽しんだ。
最後は、キャンバス全体に描かれた物語の絵が融合。いきなり目の前に現れたカラフルな色彩の大きな円となったレッドくんに大きな拍手が起こった。
この取り組みは、県内のすべての子どもたちに舞台芸術を届けることを目的として昨年から始まったプロジェクト。今年は、宮古など離島を含む県内5カ所で実施される。