教育・文化
2018年8月3日(金)8:58
建設機械の運転学ぶ/県建設業協会
高校生対象に特別教育
県建設業協会(沖建協、下地米三会長)は1、2の両日、高校生を対象にしたパワーショベルの小型車両系建設機械が運転できる資格取得に向けた特別教育を宮古で実施した。宮古工業高校と、宮古総合実業高校の男子生徒計22人が受講。初日は学科、2日目は実技に挑んだ。合格者は、来年の卒業式の日に各校長から合格証が交付される予定。
地域貢献活動の一環で、建設業界の人材育成と入職促進を図ることを目的に実施した。
一般の場合は、受講料は全額自己負担となるが、同協会は高校生の受講料を支援し、経済的負担の軽減を図っている。
特別教育は、建設業労働災害防止協会沖縄県支部に運営などを委託し実施している。
同協会宮古支部の長田幸夫支部長は「特別教育では、沖建協が将来の建設産業の人材育成確保に向けて高校生の現場の安全知識と資格取得を促進させている。受講生たちは就職面接などにおいてアドバンテージ(優位)としてやる気をアピールすることが重要な資格になると位置づけている」と意義を語った。