全国連合会表彰を受賞/市子連の奈良会長
長年の健全育成功績で/教育長に受賞報告
市子ども会育成連絡協議会の奈良俊一郎会長がこのほど、子ども会の指導者、育成者として長年にわたり子供たちの健全育成に尽くしてきた功績が認められ、全国子ども会連合会の河本功会長から表彰を受けた。奈良会長は3日、市役所城辺庁舎に宮國博教育長を訪ね、受賞の喜びを報告した。
全国子ども会連合会の会長表彰は20年以上、子ども会活動に従事し、すでに都道府県の連合組織から表彰受けている人を対象に贈られる。
表彰は7月14、15日に名古屋市で開かれた第51回全国子ども会育成中央会議・研究大会(主催・全国子ども会連合会)で行われ、奈良会長は河本会長から表彰状を受け取った。奈良会長の活動を支えた妻の直子さんには河本会長から感謝状が贈られた。
市子ども会育成連絡協議会の石原順子副会長らと教育長室へ報告に訪れた奈良会長は「皆さんに支えてもらい何とか20年を超える活動に携わらせてもらえた。本当にありがとう」とこれまでの市教育委員会による支援に謝意を述べた。
表彰式の場で奈良会長が河本会長から「これで終わりではなく、これからがスタート」と言われたことを紹介。「そろそろ引退しようかと思っていたが、今回、表彰されたことでまた気持ちを新たにして、今後も教育委員会の皆さんとともに、子供たちのために頑張っていきたい」と抱負を語った。
宮國教育長は「皆さんの子ども会活動には日ごろから大変感謝している。心から敬意を表したい」と述べると共に「ぜひ奈良さんにはさらに、これまで以上の活動で、子供たちが社会に交わっていくことができる社会を作っていってもらいたい」と今後のさらなる活躍に期待を示した。