教育・文化
2018年8月4日(土)8:55
地域産業の大切さ実感/佐良浜中
鰹節加工場で体験学習
佐良浜中学校(友利克彦校長)は3日、地域で水産体験学習を実施した。3年生7人が鰹節加工場で学習。生徒たちは、海の恩恵に感謝し、地域の産業の大切さを実感した。
同学習は、佐良浜地区のカツオ一本釣りやカツオ節の製造業を体験することによって地域の産業を理解させると共に、地域を誇りにする心を育てる。併せてキャリア教育の一環として、職業観を高めると共に、自己の生き方について考える態度を育てることが目的で実施された。
カツオ一本釣り体験は、海上の波が高いことから中止された。
生徒たちは隆一鰹節加工場と友利鰹節加工場で体験学習した。
参加した山原沙利奈さんは、隆一鰹節工場(久高一哲工場長)で製造工程の一つ「骨抜き」の作業に挑戦。山原さんは「いつも食べている鰹節が大変な作業をこなして作られていることは知らなかった。これからは工場の方々にも感謝しながら食べる」と感想を話した。
久高工場長は「生徒たちは、予想以上によく頑張った」と評価していた。