全力プレーで3連覇目指す/「離島甲子園」
アララガマボーイズ出発
第11回全国離島交流中学生野球大会に向け、宮古島アララガマボーイズが6日午後、開催地の鹿児島県種子島に向けて出発した。出発式で選手団は3連覇に向けての決意を表明し、「離島甲子園」での全力プレーを関係者に誓った。大会は8日に開幕、10日まで。
この大会は、全国の離島の少年少女が野球を通して交流し、人づくりや島の活性化を図ることが狙い。今大会には全国の離島から計23チームが出場する。
空港で開かれた出発式では、はじめに市教育委員会の宮國博教育長が「種子島では正々堂々と戦い、『宮古球児ここにあり!』とみんなに示してほしい。交流も楽しもう」と激励した。
同行する宮古島市の長濱政治副市長は「自信と誇りを持って戦おう。勝利にこだわり、3連覇して戻ってこよう」と力を込めた。
激励を受けてあいさつに立ったアララガマボーイズ副主将の濱川幸汰君(平良中3年)は「3連覇を達成する。全国の離島の中学生と交流を深める。全力でプレーするという三つの目標を達成したい。3連覇して帰ってくる」と誓った。
最後に協賛企業の沖縄ヤマト運輸宮古島支店の長嶺靖治さんが応援のぼりをチームに贈呈。「全力で頑張ろう」と連覇を期待した。
大会は8日に開会式と予選トーナメント、9日に準決勝と交流戦、決勝は10日に行われる。アララガマボーイズは前々回の島根県隠岐の島町大会、前回の石垣大会を制している。