産業・経済
2018年8月7日(火)8:56
キビ夏植え始まる
炎天下、豊作に期待/生産農家
平良の狩俣地区でサトウキビの夏植え作業が始まっている。快晴の下、ある農家は全茎式(ぜんけいしき)プランターを使い、豊作に願いを込めて植え付けた。今月中にピークを迎える。
根間誠さん(45)=狩俣=は5日、家族3人で全茎式プランターを使用して植え付け作業に汗を流した。「夏植えするキビ畑は11カ所で、総面積は380㌃ほどある。豊作を願いたい」と期待を込めた。
キビの植え付けは、手作業で行う農家も多い。カッターを使ってキビを20~30㌢の長さに切断。それを畝間(うねま)に落として土をかぶせていく。
昔から夏植えは旧盆前後が多い。今年の旧盆は今月下旬。家族や親せきなどと一緒に植え付けする光景は、宮古島の夏の風物詩の一つとなっている。