「眠りの島」を上演へ
18、19日 劇団かなやらび/市長に来場要請
劇団かなやらびのリーダー伊禮二千花さん(宮高2年)ら団員7人が7日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね18、19日にマティダ市民劇場で同劇団プロデュースのファンタジー作「眠りの島」を上演することを報告した。伊禮さんは「私たちがどれだけ成長して舞台を作り上げているのか、ぜひ見に来てほしい」と来場を呼び掛け。下地市長は「必ず見に行きます」と快く応じた。
同劇団は宮古島の小学生から高校生までが所属。これまで「ミャークファンタジー」と題し「碧の涙雨」と「クスムヌドゥムタ」という2作品を発表している。
今回上演する「眠りの島」はその第3弾で、今公演に向け行ったオーディションで選抜された5人を含む25人の団員が出演する。
「眠りの島」は、豊かさを求めすぎたため大地が枯れ果ててしまい、人間が海上へ追いやられた世界で、対立する精霊と人間の関係の変化を描いたストーリー。脚本、演出は「島ピエロのゆずちゃん」こと明石光佐さん。
7人の団員は、下地市長に作品の見どころなどを紹介したほか、これまでの2作品では大人のゲストが出演していたが、今回は初めて子供だけで演じることも説明した。
上演時間は18日が午後6時から、19日は午後3時から。料金は前売りが500円、当日700円。未就学児は無料。前売り券はこめ米屋、Booksきょうはん宮古南店、TSUTAYA沖縄宮古島店、市内のファミリーマート各店で発売中。